ビルメン4点セットの1つ、電気工事士第2種(通称:電工2種)について、「勉強方法はどうすればいい?」「勉強時間はどのくらいかかる?」「オススメのテキスト・参考書は?」などの疑問があるかと思います。
こちらの記事では、そういった方の疑問にお応えしようと思います。
また、併せて試験の合格点や合格率、難易度等についても解説します。
私は実際に1か月50時間ほどの勉強で電気工事士2種を取得しているので、この記事の信頼性は高いと思います。(筆記試験・技能(実技)試験ともに独学です)
筆記試験と技能試験にわけて解説していきます。
Contents
電気工事士第2種の勉強方法、オススメテキスト・参考書は?【筆記試験】

電気工事士第2種の勉強方法、オススメテキスト・参考書は?【筆記試験】
電気工事士第2種は独学で十分とれます!私は実際にこちらのテキストを使いました。
そのオススメのテキストはこちら
電気工事士第2種の筆記試験は過去問がそのまま出てくるケースもあるので、正直、過去問をひたすらやるといった勉強方法がベストです。
問題構成も大きく変わることはないので、過去問を反復する勉強方法で大丈夫!
その点でこちらのテキストはすごいオススメです!過去10年分の過去問が掲載されていますので、十分な量の過去問を解くことができます。こちらの過去問で安定して8割(40/50問)ほど取れるようになれば、当日は問題ないと思います。
また、どうしてもテキスト形式で内容を網羅してから問題を解くといった勉強方法を取りたい方はこちら!
このテキストのおすすめポイントは以下の2点
①写真とイラストが多く使ってありわかりやすい
電気工事士2種のテキストには、詳しく書かれすぎていて理解しにくいものが多々あります。その点、このテキストは電工2種未経験の方でも感覚的に理解しやすいテキストになっています。
②付録の丸暗記ノートが超絶使える!
こちらのテキストには付録として、電気工事士第2種の勉強の重要ポイントやエッセンスが30ページほどにまとめられているのです。
サイズも小さいので電車移動などのちょっとした隙間時間に勉強ができてしまうという優れものです。
オススメのテキストについて2つ紹介しましたが、基本的にどちらか1冊で十分に合格できるテキストをご紹介しました。
勉強時間・合格基準
私の勉強時間は冒頭で説明したとおり、1か月50時間ほどです。
1か月間ほぼ毎日1時間ほど過去問を解く→解説を読むを繰り返して、直近の土日は総復習といった感じで50時間ほどでした。
電気工事士は全50問中30問(6割)正解できればOKなので、50時間やれば十分でしょう。
目安としては過去問で8割安定的にとれれば十分です。
電気工事士第2種の勉強方法、オススメテキスト・参考書は?【技能試験】

電気工事士第2種の勉強方法、オススメテキスト・参考書は?【技能試験】
技能試験については、問題が13問事前に公表され、そのうち1問が出題されます。
また試験時間は40分なので、この40分で単線図を複線図におこし、実際に電線をつないで完成させなければなりません。
こちらについても筆記と同様1か月50時間程度でした。
まず、複線図が書けなければ始まりません!そのためのおすすめテキストがこちら。
こちらには完成図がカラーで乗っているのでとにかくイメージがしやすいです。
まずこのテキストで複線図の書き方を覚えて公表問題13問の複線図をすらすら書けるようになりましょう。前述のとおり試験時間40分ですので、2~3分で複線図を描けるのが理想です。
実際の組み立ては、練習あるのみですがオススメの勉強方法について後述します。
また、技能試験の練習にあたって工具と電線等が必要なので、そちらも紹介します。
工具について
現在、ビルメンテナンス系の会社にいる方は、周りに持ち主がいないか探してお下がりをもらってください。笑
あてがない方はこちらの工具を購入するのがオススメ!
とにかくこちらの工具は使いやすいです。スピード命の試験ですので、間違っても一般のドライバーやペンチなど買わないでください。作業のしやすさが段違いです。
これを買わなきゃ始まりませんので、筆記を合格した段階ですぐに買いましょう。
器具・電線について
こちらについては、お下がりも期待できないので、ネットで購入しましょう。
1回用・2回用~と色々あるのですが1回用で十分です!
技能試験の組み立て方オススメの勉強方法
これは絶対にYoutubeを使いましょう。
毎年公表問題をもとに解説している方がいらっしゃいます。
これで技能試験の対策はばっちり!あとは実際に時間を測って何度も練習してください。
技能試験注意点
試験は早くできても、欠陥があると不合格となります。
こちらで事前に確認しましょう。
電気工事士2種の試験概要
受験の流れ
他の試験同様。書面かインターネット申請か選べます。
※書面の場合の申込書配布場所はこちらhttps://www.shiken.or.jp/qa.html
受験申込(上期or下期)
↓
筆記試験
↓合格通知
技能試験
↓合格通知
免状交付申請
といった流れ。
試験時期
筆記・技能試験ともに年2回です。
〇上期試験
申込期間:3月中旬~4月上旬
筆記試験:5月下旬
技能試験:7月中旬
〇下期試験
申込期間:7月下旬~8月中旬
筆記試験:10月上旬
技能試験:12月中旬
費用
費用は45,000円弱です。
<内訳>
・受験手数料 インターネット:9,300円 書面による申込み:9,600円
・テキスト代(筆記試験) 約2,000円
・テキスト代(技能試験) 約2,000円
・工具 約10,000円
・電線、器具 約15,000円
・免状申請手数料 5,200円
・簡易書留代 400円
難易度

出典:ECEE
筆記試験の合格率については約60%ほど、技能試験については約70%ほど。
難易度としては難しくない部類の資格です。
■まとめ
電気工事士第2種は勉強すれば独学で十分合格できる資格です。
筆記試験のオススメ勉強方法は過去問を反復で、オススメテキストはこちら。
技能試験はひたすら練習で、オススメテキストはこちら。
ばっちり対策して絶対合格しましょう!
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