
ビル管理士にオススメのテキスト・勉強方法ってありますか?
あと、ビル管理士って難しいんですか??

オススメの勉強法は過去問を解くこと!
テキストは「赤本」を繰り返しやれば合格できますよ。
ビルメン4点セットと比べると難易度はあがりますが、独学でも十分合格できる資格ですね。
こんな悩みを解消します。
ビルメン業界では必須と言われるビル管理士(正式名称:建築物環境衛生管理技術者)
この記事ではビル管理士について、オススメのテキスト・勉強方法と難易度・合格率について紹介します。
私は新卒でビルメン企業に就職し、2年後にビル管理士に一発合格しました。
今回はその勉強法をお教えします。
Contents
ビル管理士合格にオススメのテキストは?

ビル管理士合格にオススメのテキストは?
冒頭に書いたとおり、合格にオススメのテキストは赤本です!
オススメテキストはこちら
見た目から通称「赤本」と呼ばれている過去問集が、オススメのテキストです。
この他に参考書等は一切いりません。この本だけで十分合格できます!
実際に私は赤本のみで受験し、85%の点数を取り合格できました。
また、ビル管理士は前年度と類似した問題がでる傾向があるため、必ず最新版を買うことを強くオススメします!
オススメテキストが赤本の理由
ビル管理士試験は範囲が広いため、広く浅い知識が求められる試験です。
そのため、深く理解するよりも要点がつまった過去問を繰り返し解く勉強方法が一番合理的です。
この「赤本」は過去問6年分が収録されており、解説・解答がわかりやすいため一番オススメのテキストです。
ビル管理士の勉強方法
実際に私が一発合格した方法をご紹介します。
手順は以下のとおり。
- 前年度分の過去問を解く
- 単元ごとに過去問を2周解くのを繰り返す
- 最後に前年度分の過去問を再度解いて正解率を確認
1.前年度分の過去問を解く
オススメテキストの赤本は、前年度分の過去問解説が一番丁寧に細かく解説されてます。
そのためまずは前年度分の過去問を1回行い、ビル管理士試験の全体像をつかみます。
この前年度の勉強をする際は、とにかく解説を理解できるまで読み込んでください。
最初は全くわからないと思いますが、赤本は丁寧に解説されている為、繰り返し読めば必ず理解出来るはずです。
2.単元ごとに過去問を2周解くのを繰り返す
ビル管理士は以下のように問題がわかれています。
- 建築物衛生行政概論 問題 1~20
- 建築物の環境衛生 問題 21~45
- 空気環境の調整 問題 46~90
- 建築物の構造概論 問題 91~105
- 給水及び排水の管理 問題 106~140
- 清掃 問題 141~165
- ねずみ、昆虫等の防除 問題 166~180
そして、この単元毎の40%以上かつ全体で65%を超えなければ合格できません。
そこで私のオススメの勉強方法が単元毎に過去問を繰り返す方法です。
例えば、「建築物衛生行政概論」を勉強するなら2019→2018→・・・→2014と解いていきます。
過去問を解くと分かりますが、結構似たような問題が出ているため、2周する頃にはしっかり記憶に定着しています。
これを他の単元も同様に行っていきます。
3.最後に前年度分の過去問を再度解いて正解率を確認
全体の2周が終わったところで再度、前年度分の過去問を解きます。
これで80%ほど取れていれば安全圏といえます。
もし、満たない場合は弱い単元を再度復習します。
以上が実際に私が合格した勉強方法です。
ビル管理士は範囲が広いため、全体を勉強しようとするとかなり記憶の定着が悪いです。
そのため私が紹介した単元毎の学習を強くオススメします。
ビル管理士の試験学習に役立つサイト
移動中などにスマホで勉強したい方はこちらのサイトがオススメです。
ビル管理士試験について詳細に分析されている上に、ミニテスト等も行えるのでオススメのサイトです。
移動時間中もこのサイトを使えば更に勉強時間が増えますね。
ビル管理士の試験概要(難易度・合格率)

ビル管理士の難易度・合格率
ビル管理士の合格率は以下のとおり
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成26年度 | 10,095人 | 2,335人 | 23.1% |
平成27年度 | 9,827人 | 1,861人 | 18.9% |
平成28年度 | 10,394人 | 2,956人 | 28.4% |
平成29年度 | 10,209人 | 1,387人 | 13.6% |
平成30年度 | 11,096人 | 2,339人 | 21.1% |
平均すると20%前後の合格率ですね。
なかなか難易度は高めの試験と言えるでしょう。
ただ、電験やエネ管などの理系的理解力が求められる試験と違って、ビル管理士は覚えれば解けるので誰にでも合格の可能性はあります。合格率の低さは範囲の広さから来ていると個人的に思います。
上記で紹介した過去問繰り返しの勉強方法を行えば誰でも十分合格できます。
ビル管理士の受験資格について
ビル管理士は残念ながら誰でも受けられる試験ではありません。
特定用途の建築物で環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事した証明を会社等に発行してもらわなければなりません。
簡単にいうとビルメンの会社で2年務めている経験がなければ受験できる資格ではありません。
また、特定の用途についてはこちらのHPに詳細が記載されています。
ビル管理士の試験時期
ビル管理士の試験時期は、基本的に10月の第1週目の日曜日です。
2020年度の詳しい日程については、日本建築衛生管理教育センターHPにて4月以降に公開予定です。
ビル管理士の資格取得費用
ビル管理士受験にかかる費用は約16,000円です。
<内訳>
受験手数料 13,900円
テキスト代 2,200円
交通費等いれても2万円以内に収まりますね。
ビルメン系会社だと資格手当がでるとこがほとんどなので、1年でペイできるのではないでしょうかね。
私が以前いたところではビル管理士の資格手当は月5,000円でしたね。
■まとめ
ビル管理士はビルメン4点セットよりも難易度は高いですが、過去問を繰り返し解いていくことで十分に合格できる資格です。
資格手当が出る会社も多いので、必ず取得しましょう。
オススメのテキスト・過去問は赤本
ばっちり対策して絶対合格しましょう!
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